契約書にサインしたら次のステップは銀行選びです。
住宅ローン選びは契約日から2ヶ月以内と決められている
物件購入の契約書にサインをした日から2ヶ月以内に銀行を決める必要があります。
これは国が定めている期間で、これを超えると通常、物件契約破棄になってしまうので注意です!
住宅ローンの契約後は最短で1ヶ月後に物件の鍵を受け取れます。
- 物件購入契約
- 銀行決め(2ヶ月以内)
- 鍵受け取り(約1ヶ月)
(期間は銀行/不動産によります)
住宅ローン契約はタイミングを見計らって!
ローンの金利は変動します(そこまで大幅な変動ではないですが..)
※私は途中で気付きました..
そのため、金利が上がっている最中だと早めに決めてしまった方が良いです。
銀行でシュミレーションをしてもらおう
銀行に電話をして予約を取れば、
無料でシュミレーションをしてもらえます。
必要だったものは、
- 購入価格が載った契約書一式
- 3ヶ月間の給料明細
- 本人確認証明証(IDカード)
住宅ローン年数は、10年、11年・・24年、25年、 自由に自分で選べます。
注意点としては、シュミレーションから2週間経ってしまうと、
金利が変動しているため、もう一度やり直しになってしまう点です。
シュミレーションしてもらった銀行一覧
普通の銀行
- BNP Paribas
- Crédit Agricole
- Banque Populaire
- Crédit Mutuel
- Banque Postale
- Casse d’Epargne
インターネットバンク
- Boursorama
- B for Bank
- ING Direct
頭金ゼロでも住宅ローンを組める
銀行一覧を上記しましたが、
普通の銀行の場合、頭金ゼロで住宅ローンが組めます。
ただし、貯金金額は聞かれるのと、
月々の返済額が現在のお給料の35%以下である必要があります。
また、インターネット銀行の場合、購入価格の10%の頭金を入れる必要がありますが、
普通の銀行の金利より低いのがメリットです。
10年以内に賃貸経営か売却も視野に
以前のブログにも書きましたが、
フランスでは物件購入が一生の買い物ではなく、
環境が変わるごとに買い替える人も多いため、
銀行でも同じように「10年以内の賃貸経営/売却」の話をされます。
住宅ローンは早く返してしまった方が後々楽ですが、
今の生活の延長線で無理がないようにした方が
良いと考えているフランス人も多いです。
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これまでは物件探しから契約までブログでまとめてきました。
フランスでこれから物件購入を検討されている方にとって、
何か有益な内容が一つでもあれば幸いです。
次回からは念願の「理想の家作り」について公開していけたらと思っています。
引っ越しや工事、お気に入りのインテリアなど、
フランス流にやっていこうと思っています♪
第1話 「フランスで1軒目の不動産探し開始」
第3話「フランスの不動産が二枚窓を強調するワケ」
第4話「私が内見でもらった書類」
第5話「フランス物件購入の契約の流れ」
第6話「住宅ローン選びは契約後2ヶ月以内」
「理想の住まい作り」一覧
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