フランスの洗濯機って難しい?簡単な使い方はあるの?
最近では、旅行でAirbnbを利用する人も多いですよね。
現地の暮らしを体験出来るのはとっても貴重です。
私の友人達もフランスへ旅行に来る際、Airbnbを予約することが増えてきました。
そこで直面する「洗濯機の使い方が分からない!」問題。
*これで何回も電話かかってきました笑
せっかく洗濯機が付いているアパートを選んだのだから、
旅行の荷物を限界まで減らし、旅先で洗いたいと思うものです。
だけどたしかに、フランスの洗濯機分かりづらい。
フランスに何年も住んでいても同じモードしか使ったことのない方もいるくらい。
何故かと言うと、洋服の色や素材&温度ごとに細か〜く分かれているから。
これは私の出張先の社宅の洗濯機。
色々ダイヤルに書かれてますね〜おまけにボタンもたくさん!
ダイヤルを回して、フランス語でかかれたメニューから選ばなければならないのはとてもハードルが高い!
おまけにメーカーによって全然配置が違う…涙(統一して欲しい〜)
「フランス、洗濯機」と検索をかけると、細かい単語の解説は出てきますが、
「とりあえず、コレ押しとけばええねーん!」って肝心の説明はなくTT。
というわけで今日は、出張の多い私が、今までの洗濯経験(?)を元に、
「フランス旅行で洗濯する=時間があまりない&ささっと洗濯したい」にフォーカスして
使い方や気を付けるポイントを書いてみようと思います。
*全ては網羅出来ないので、一番一般的な洗濯機(↑写真のような)で説明します。
*写真はメーカーサイトを参照しています。
読む前の注意事項として、
- メーカーによって記載に違いがあること
- 大切な洋服やデリケートな素材のものは避けること
を承知の上、お読みくださいね!
まずボタンを探そう
先ほどの写真例を用いて説明すると、使うボタンは2つ。
- ダイヤル(写真中央)
- スタートボタン(写真右下)
これらのボタンが見つかれば、半分済んだようなもの!笑
このタイプの洗濯機はダイヤルを回せば、電源が入ります。
メーカーによっては、↓このように電源ボタン(右上)が分かれているものもあるので、
この場合は使用するボタンは3つになります。
ボタンに電源やスタートのアイコンが書かれて入ればわかりやすいのですが、
大抵はフランス語(もしくは英語)で書かれています。
私の社宅の洗濯機のスタートボタンも、パッと見全然分かりません。
一例ですが、電源やスタートにあたるフランス語と英語を表にしたので、
良ければ参考にしてください^^
電源 | <英語>Power/ON-OFF
<仏語>Marche-Arrêt |
スタート | <英語>Start-Stop
<仏語>Départ/Marche-Pause |
「とりあえず洗いたい!」はこのモードを選ぼう
ダイヤルを回して次のモードを選びましょう♩
◼︎ササッと洗えてしまう「ラピッドモード」:
Rapid / Express
RapidまたはExpressの横に「14’〜60’」と数字が書かれていることが多く、数字が時間の目安になります。
私が出張の時、いつも選ぶのは15’(15分)前後のもの。
どの洗濯機にも大抵あるモードなので、見つけやすいと思います。
*数字がかかれていない場合は約30分のことが多いです。
お急ぎモードなので、ちゃんと洗う、というより汗やちょっとした汚れを落とすイメージ。
◼︎私が普段一番良く使うのは「手洗いモード」:
Lavage Main
私が家で使うモードは手洗いモード。
Lavageが洗濯、Mainが手という意味です。
メーカーによっては「Lavage à la main」と書かれているものもあります。
なぜこのボタンを使っているかと言うと、
- 1時間ちょっとくらいで洗濯出来る
- 優しく洗える
から!
大抵仕事から帰って洗濯機を回すので、このモードだと静かで◎。
<ダイヤル横に数字しか書かれてない洗濯機の場合↘︎>
↑画像左のように洗濯機上にメニュー表があるので、そこから選びます。
例えばこの写真だと、「お急ぎモードで洗濯したい」→左の表から探す「❺」→ダイヤルを❺に合わせる
といった流れです^^
洗剤を入れてスタートボタンON!
モードを選び終えたら、次に洗剤。
フランスの洗剤には液体、粉、小分けタイプの3種類あって、
各家庭それぞれです。(最近は液体がほとんど)
フランス語で洗剤はLessive、柔軟剤はAdoucissant。
*私は出張の時は洗剤のみ使用。普段は両方。
↑投入口は大抵2〜3つに分かれているので、
洗剤は一番大きいところ、柔軟剤は一番小さいところに入れましょう。
分量は日本と同じくらいで大丈夫^^
小分けタイプは、洗濯物と一緒に放り入れます。
↑小分けタイプの見た目。
*このタイプはあまり多くありません。(私もAirbnbで2回くらいしか見たことない。)
「コレも洗いたかったのに!」ロックを外すには
スタートボタンを押してから「入れ忘れたもの」が見つかったりしますよね^^;
スタートするとカチっとロックされるのですが、
まだ水が出る前や水量が少なければ、電源を入れ直して少し待つとロックが外れます。
脱水のみ!はオススメしない…
下着など手洗いして、脱水だけしたい時もありますよね。
しかしフランスの洗濯機の「Essorage(脱水)」はオススメしません。
ちゃんとスピーディに出来るメーカーもあるのかもしれませんが、
私が試した洗濯機、ほぼ100%時間かかりました…。
日本の洗濯機の感覚で数分のつもりでかけて失敗したこと何回もあります><。
*私の家にある洗濯機も同様で、超時間かかる…。
なので、手で洗って干す時は、バスタオルでパンパンと叩きしっかり水気を絞って干してます。
フランスは雨の日以外湿度が低いので、どの季節でも次の日には乾くので問題はありません。
フランスの洗濯機を使う時に一番気をつけること
一番気を付けたいのは、時間に余裕を持って使うこと。
上記した時間は目安です。
出かける前などは絶対やめておきましょう!
あと、一番最初にも書きましたが、デリケートな素材も避けてくださいね。
また、夜遅く&日曜日は洗濯音を嫌う隣人もいるかもしれないので控えるのがベターです!