語学学習の必須アイテムの辞書について。
私が使っている電子辞書や、購入の決め手、注意点をまとめました。
フランスに留学したい方やこれからフランス語を勉強したい方、
テキストの他にも辞書はどれがいいか?悩みますよね。
今日は前回の記事「【フランス語習得】私の音読記憶法」の続きで、
私が使っている電子辞書についてです。
電子辞書は初期投資!買って行って本当に良かった
皆さん紙の辞書派ですか?電子辞書派ですか?
私は高校生以来、電子辞書派です^^
私が通っていた高校は電子辞書を推奨していたため、全校生徒同じ電子辞書を購入したのがきっかけ。
紙辞書はもう10年以上使ってないことになります。
なので、フランスに紙の辞書を持っていくという選択は元々ありませんでした。
電子辞書の利点は、
- 軽い
- 様々な辞書が収録されている
- 効率よく調べられる
- 引いた履歴が残る
- 発音を確認出来る
- 変化形・例文を検索出来る
- 練習問題も付いている
あげたらキリがありません。
(というかデメリットが見つからない!記憶に残りにくいって声あるけど、全然そんなことない!)
また、渡仏前は想定していなかった「買って行って本当に良かった!」と思えたことがあって、
それは、ネット環境がなくても使えること。
電子辞書なんだから当たり前じゃん、と思うでしょ?
でも、この点を軽く考えてました。
日本に住んでる時、何か調べ物がある時スマホですぐ検索出来ていたから、
フランスでもなんとかなるだろ〜って思っていました。
だけど、渡仏当初すぐにネット環境が整わず、
おまけに日本から持って行ったSIMフリーのスマホもフランスの周波数と合わなくて使えませんでした。
FreeWifiだってそんなにあちこち飛んでいるものではありません。
私は学校以外の外出時も電子辞書をカバンに忍ばせ、
知らない単語を見かけたら、その都度電子辞書で検索してました。
ネット環境がないところでもバシバシ使えるのは、本当に便利!
辞書アプリか電子辞書か?
紙辞書を持っていく選択肢はなかったのですが、
渡仏前悩んだのはスマホに辞書アプリを入れるか、電子辞書を買うかでした。
電子辞書は安くても数万円するし、アプリも1つ5000円くらいしますよね。
出国準備で何かとお金がかかるので、こういう出費がキツかったりします。
でもせっかく買うなら無駄にならないものを…と思って結構悩みました。
検討した結果、電子辞書に決定。その理由は4つ。
- 収録されている辞書の数
- 後から辞書が追加出来る
- 英語の辞書も充実
- アプリを購入した場合apple/android間の互換性が心配
やはり、仏和・和仏・仏仏・仏英どれも使います。
仏和と和仏両方検索出来るアプリもありましたが、全て揃えようとすると、結局1万は超える。
電子辞書だったらその何倍も辞書が収録されています。
また、2と3番目に書いたように、
フランス語以外の辞書を追加出来る点もポイントが高い。
高校生の時に使っていた電子辞書が追加可能なタイプで、とても便利だったので外せない点でした。
将来他の言語を勉強したくなった時に、電子辞書を書い直さなくても、
データを追加するだけでいいなんてとてもありがたいし、電子辞書を長く使えて◎!
さらに4つ目も大事な点。
スマホって数年に1度変えますよね。
辞書は長く使うものだから、そんな数年で互換性がなくなってもらっては困ります。
日本では大多数がiphoneユーザーですが、フランスではandroidユーザーもかなり多いので、
今使っているスマホがiphoneでも今後androidに変える可能性は大いにある。
apple storeで購入したものがAndroidで使えるか?逆もしかり。
また数年後どうなるか?保証はありませんよね。
長々と決め手を書きましたが、
結局、私の通った語学学校は授業中スマホ禁止だったので、電子辞書にしておいてよかったです。
スマホ禁止の学校、結構あります。そして先生によっても違います。
私の先生曰く、教壇からは生徒が辞書のためにスマホを使っているのか他のことをしているのかわかりにくいからだそう。
単語を調べるのにスマホを開いて、ついついメール見ちゃって気が散ることもあるかもしれない、とも言っていました。
あと個人的な意見ですが、紙の辞書が好きだ、という人も電子辞書をぜひ使ってください。
現地の語学学校の授業は思いの外スピーディです。
「これとこれの単語の意味を調べないと」と紙の辞書を引いていたら置いて行かれます。待ってはくれません。
効率よく単語の意味を調べるためにも、電子辞書はマストアイテム!
私が愛用している電子辞書
私の電子辞書はこちら。
カシオのフランス語モデルです。
閉じたところは↑このブログのトップの写真を見てください。
右横に写っているのはタッチペンです。(収納可)
—
メーカー:CASIO
モデル名:Ex-word dataplus7(新型:dataplus10)
型番:XD-N7200(新型:XD-Z7200)
購入価格:3万円
今は新しい2018モデルが出ていて、バージョンアップしてます。
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特徴はメーカーのサイトを見てもらえればしっかり載っているので、
使用して気に入っているポイントだけあげます。
- 変化形(動詞の活用)検索が出来る
- メニューボタン(写真中央の長細いボタン)で辞書切り替え簡単
- シンプルなデザイン(清潔感のあるホワイトが好き!)
- タッチパネル
特に一番目に書いた「変化形で検索出来る」のは本当に使いやすい。
フランス語は動詞の活用がありえないくらい多いので、必須項目かも。
英語・国語辞典は使う?
フランス語学習だから他の言語の辞書はいらないんじゃ?と思われるかもしれませんが、
私の場合結構使いました。
言葉を習い始めると、母国語である日本語や今まで勉強してきた英語についてもっと知りたくなります。
もちろん日本語の言い回しとフランス語の文章はかなり違いますが、
日本語を知ってないと、それに代わるフランス語を探すことも出来ません。
あと、国語辞典と英語辞典は生涯使えるから、あって損はしません。
少し笑えたクラスメイトの反応
日本では普及している電子辞書。
しかしアジア以外の国では、電子辞書に馴染みがありません。
先生でさえ見たことない人がいます。そもそも売っていません。
最初の授業で電子辞書をテーブルに出した時、巨大な携帯電話だと思われました笑
そして電子辞書の存在を知ると、「日本=ハイテク」なイメージを持っている人が多いため、
「さすが日本人!」と言われました^^笑
なので、紙辞書が多数派。
先ほど紙辞書が好きな人にも効率的で電子辞書の方がいいよ!とオススメしたのですが、
だったら他の国の人は授業に置いて行かれないの?と思いますよね。
置いて行かれないんです、悔しいことに。
街にもよりますが、英語圏もしくは周りのヨーロッパ語圏の生徒が多く、
自分の国の言葉ベースで単語の意味を推測出来る能力がアジア人の私たちとは根本的に違います。
クラスの中で辞書を引く回数も圧倒的に私が一番多かったです。
電子辞書使用で気をつけること
次に電子辞書を使用する際気をつける点が2つほどあります。
1つ目は、電池2本を常備。
電池残量は表示されているのですが、忘れた頃に電池切れになるので、
すぐ起動させるためにも必ず常備しましょう。
充電タイプの電池でも通常のアルカリ電池でも使用可能です。
2つ目は学校での使用時。
音声のOFFを忘れずに。(ボリュームをゼロに出来ます)
家で勉強した後、音声を切り忘れて、
授業中に間違えてボタンをプッシュしてしまったこと何回かあります。。笑
ワイワイしてる時ならいいのですが、シーンとしてる時に鳴ったら、
「今の何?」みたいな感じになります^^;
恥ずかしいとかではないのですが、やっぱり皆が集中してる時に妨げになるので、私の反省点です。
最後に
電子辞書の中には旅行で使える会話集(16言語)の他に、
ドクターパスポートや世界の料理集が入っていて、普段の生活でも活用出来るものが揃っていて楽しいです。
料理名とかネットで調べたら画像付きだし一発なんだけど、それはネット環境があってこそ。
海外出たばかりのレストランって、かなりハードル高いから、
電子辞書の文字情報だけでもすごく助かります。
それにフランスに来たら、周辺国に旅行行くこともあると思うし^^
あと、何気に辞書内のカレンダーや時計も使用頻度高めでした。
私が通っていた学校では曜日ごとにクラスが分けられていたので、
月→火→水と授業が進むのではなく、月→次の月曜、火→次の火曜というカリキュラムでした。
先ほども言った通り、スマホ禁止だったこともあり、
次の授業の日にちやバカンス(フランスの学校はとにかく休みが多い)を確認するのにとても便利でした。
また、電子辞書のカバーについてですが、
綺麗に使いたかったので、自分で丁度いい大きさのポーチを作って入れていました。
↑教科書のブルーに合わせて作りました^^予備の電池も入ります。
キズがつかない工夫をすると、長く使えて気持ちがいいものです♡
電子辞書を購入する予定の方は、
専用のケースや市販のものでもいいので、是非お気に入りのカバーを探してみてください。
電子辞書を検討してる方の参考になれば嬉しいです♪
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