フランスでは小麦粉選びに一苦労?たくさんあって迷っちゃう!
フランスといえばパン!お菓子!
パン、お菓子と言えば「小麦粉」!
ということで、今日はお料理によく使う「小麦粉」についてのお話です。
日本で小麦粉というと「薄力粉」「中力粉」「強力粉」「全粒粉」と分かれていますよね。
フランスでは、T45〜150というように、国が定めた、決まったタイプ数字で表されています。
また、ブリオッシュ用、パン用など、綺麗に仕上るようにミックス粉まで販売されています。
細かく分かれているので、いつも小麦粉を買う時、どれを選んでいいか迷ってしまいます。
夫や周りに聞いてから行くか、ネットで検索してから行くかしないと、
お店で立ち尽くしてしまうこともしばしば・・・
プロではないのであまり詳しくはありませんが、
一般で使う小麦粉の知識として、参考になれば幸いです。
フランスの小麦粉の種類
Type45 : 薄力粉:お菓子など
Type55 : 中力粉:お菓子、パイ生地、パン、バケット
Type65 : 準強力粉:ビスケット、田舎パン、
Type80 : 半粒粉 パン BIOのパン屋でよく使われる
Type110: ほぼ全粒粉
Type130: 全粒粉
Type150: 全粒粉 : 全粒粉のパン
Type45が一般的によく使われる小麦粉で、
一番白く日本の「薄力粉」に近いものです。
数字が大きくなると色が灰色っぽくなりT150が全粒粉です。
私が普段料理に使う薄力粉はType45です。
強力粉を混ぜた料理をしたい時にはType65のものを使用しています。
今度これらの小麦粉で、カレーのナンを作ってみようと思っています!
質がいいため「失敗知らず」と言われるフランスの小麦粉ですが、
果たして上手くいくかドキドキです!
上の写真のように、パッケージ上にタイプが表示してあります。
「Type」と書かれているものと「T」だけの表示のものとがありますが同じ意味です。
価格は、0.60ユーロ〜1.50ユーロが相場です。
写真左のメーカーは大手スーパーメーカー「carrefour」の製品で、
carrefourに限らず、スーパーブランドのものはだいぶお手頃。
写真右のメーカー「Francine」はとても有名で、どこの店頭にもあります。
売り場をイメージするのに、このメーカーのサイトを見てみましょう。
たった一つのメーカーの「一般的な小麦粉」だけでもこれだけあるので驚きですよね。
その他、ブリオッシュ用・パン用と細かく分かれています。↓
珍しいと言えば、こちらの商品。
クレープやソースに使うとダマにならず綺麗な仕上がりになるFluideという種類。
パッケージの写真のようにトロっと美しい生地になるそうですよ!
いつも普通の小麦粉で済ませてしまって、私もまだ使ってみたことがないのですが、
今度是非使ってみようと思っています!
小麦粉ケース
日本で小麦粉を買うと、パッケージは紙のものがほとんどですよね。
フランスも紙のパッケージなんですが、
これは「詰め替え用」として買う人が多いのです。
上の写真(carrefourとfrancineのパッケージの写真)を見てもらうと、
左手は日本の商品のように紙の袋で、右手は箱に入っているのがお分かりいただけると思います。
フランスの家庭では、この箱を「使い回し」しています。
なくなったら、袋のパッケージのものを買ってきて詰め替えます。
この箱はかなり頑丈なので、結構年季の入ったものをみんな使っています。
今日は普段からよく使われる「小麦粉」のお話でしたが、いかがだったでしょうか?
フランスにいるからには、小麦粉をマスターしたいと思う今日この頃です。
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