娘の名付けについて。
フランスで発音しやすい日本の名前にしたよ
名付け。親からの初めてのプレゼント🎁
- 日本の名前?
- フランス人の名前?
- インターナショナルな名前?
- 日本でもフランスでもある名前?
どんな名前にしようか考えるのは楽しいけど、悩みますよね。
前回のブログで私自身が「外国ぽい名前で苦労したこと」について書いたのですが、
自分がインターナショナルな名前だったからこそ、名前が埋もれてしまう経験があって、
娘にはアイデンティティがしっかりした名前を付けたいと思っていました。
なので「日本の名前」かつ「フランスで発音しやすい名前」に決めました。
気をつけたことは、
- 濁音が入らない
- Hが付かない(発音されないから)
- Oが最後に付かない(子も同様。最後にOは男性の名前ととられることがあるから)
- 日本を感じる名前(名前の由来を答えられるよう)
名前が決まったら、画数の良い&苗字と相性の良い漢字を考えました。
その名前フランスで何名いる?
フランス国内に同じ名前の人が何人いるか統計を調べられるサイトがあります。
娘の名前で調べると、国内でたった40人。
ちなみに私の名前は、60800人。
娘の名前はフランスでは珍しいので「可愛い名前ね」と褒めてもらう機会がとても多いです。
日本とフランスで別姓だよ
娘の名前は、日本とフランス2つあります。
🇯🇵日本:私の苗字(漢字)+名前(漢字)
🇫🇷フランス:主人の苗字+ミドルネーム2つ+名前
名前自体の音は同じなのですが、フランスではアクセントが付くので少し異なります。
名前については、割とサクッと決まったのですが、
苗字については主人と意見がしばらく合わなくて時間がかかりました。
主人は、素直に自分の苗字を引き継いでほしいと思っていたから(男性はそう考えている人が多いのかも)
日本で私の苗字を娘につけることを反対してました。
反対に私は、フランスでミドルネームを付けるのに反対でした。
単純に苗字+名前のシンプルさが好きだったし(名前欄が長くなるのが嫌なのもある)、主人の祖父母の名前を捩って付ける文化に馴染みがなく、重要性を感じていなかったため。
お互いがウンと言わないまま時間だけ過ぎていきました。
日本で主人の苗字をつけたくなかった理由について。
- そもそも私たちが夫婦別姓を選んだ
- ぱっと見外国人だと思う名前は損することの方が多い。
私は主人の苗字を取らなかったので、元の苗字のままです。
夫婦別姓を選んだのは、自分が外国ぽい名前なので主人の苗字にしてしまうと、完全にフルネームで外国人になってしまって、日本での生活で絶対苦労するから。
日本に戻る可能性はいつでもあるので、
就職活動や書類申請などなど、日本人であるのにも関わらず、外国人の名前であるばっかりに大変な思いをするのは目に見えています。
それは娘も同じ。
将来、日本で勉強したいな、住みたいなと思った時に、名前がネックになって欲しくない。
漢字の苗字+名前だったら、まずスムーズに手続きもできるだろう。
それに私と娘が親子別姓になってしまったら、いちいち理由を聞かれたり、申請書類でつまづいたりそれこそ面倒臭くなる。
そのことを説明し続け、
フランスではミドルネームを付ける、日本では私の苗字を付ける
というお互いにいい方法で解決しました🤗